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​補綴治療

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 補綴とは、身体の欠損した部位の形態と機能を人工物で補うことを指します。補綴物は欠損を補う物を指し、歯科では冠や詰め物、入れ歯が該当します。

ノンメタル治療を目指して。

 お口の中に、歯科用保険金属(パラジュウム合金等)で治療された方の金属アレルギー検査では、約半数以上の人に陽性反応が出るといわれています。


 ヨーロッパなどの医療先進国では,パラジュウムフリー(パラジュウム0%)の金属を使うことを強く推進しております。歯科治療で詰め物やかぶせ物として使用されている保険の「金銀パラジュウム合金」という金属を外すことで、金属アレルギー、アトピー性皮膚炎、肩こりなどの症状が劇的によくなる人が大勢います。


 また、口の中の金属の詰めもの、かぶせ物間でガルバニック電流が発生するといわれています。脳は微弱な電流によって全身をコントロールしています。臓器と脳という人間にとって非常に重要な臓器の間に位置している口の中で発生する電気が、この2つの臓器をはじめ、全身に大きな影を及ぼしています。

​ノンメタル治療と、

​セレックシステム。

 ノンメタル治療は、セラミック、樹脂、ハイブリッドセラミック、ジルコニアなどの金属を使わない治療。当院では、ヨーロッパ先進国が推進しているノンメタル治療を医療先進国ドイツ製のセレックシステム機器による治療を行っています。

​ ​セレックシステムとは、コンピュータ制御により補綴物を設計・作成するCAD/CAMシステムのことを指します。3D光学カメラにより撮影を行い、モニター上に再現します。そして3D画面上で補綴物を設計し、ミリングマシン(切削機器)により作製されます。

​ 当医院はセレックシステム機器を導入しているため、ノンメタルの補綴物を作成することができます。
 

​3Dイメージング(CEREC AC オムニカム)

従来の印象採得と違い、3D光学カメラで歯の型をとっていきデジタルデータ化します。パソコン上に3Dで立体的にイメージが表示され、細かく調整することができます。完成したデータからミリングマシン(補綴物の切削機械)によって冠が削り出されます。患者様の負担が少なく、また機器で口腔内を直接読み取るためより精密で正確な歯の型をとることができます。

ミリングマシン(CEREC MC X)

イメージングシステムからの情報をもとに、冠の材料であるブロックを切削し、冠を作製する機器です。データを受け取ってから約10分でミリング(切削)が終了します。その後、できた冠の焼結や研磨を行います。

​読み取り、

編集し、

​削り出す。

​この3ステップで冠が出来上がります。正確で短時間。これがセレックの強みです。

歯科医師による冠の調整、そして機器による正確なイメージ作成・切削があることで、患者様により合わせたものを提供することができます。

当医院で使用する主なセラミック​

キャプチャ123.JPG

▶IPS e.max CAD

二ケイ酸リチウムを使用した、CAD/CAM用ガラスセラミックスブロック。
天然歯のような美しい透明感をもちながら、360Mpaという高い曲げ強度がある。
従来のガラスセラミックスやハイブリッドセラミックスと比較して高い強度をもち、割れにくい材料。そして高い強度がありながら、天然歯に近い摩耗性を持っているため、対合歯にやさしい素材となっている。
仕上げにファーネス(窯)で熱を加える。それにより青紫の色が白へと変わり、最終的な完成硬度になる。

セラミックアンカー

硬質レジン冠

メタルボンド

セラミック
(IPS e.max CAD)

*硬質レジン冠
一般に保険で用いられる冠です。ベースが金属で、硬質レジンで前面を覆ったものです。
*メタルボンド
保険外の冠です。ベースが金属で、裏面の根本以外をセラミックで覆ったものです。
*セラミック(IPS e.max CAD)
保険外の冠です。全体がセラミックでできています。

​▶保険外、自費診療一覧表

  高強度ガラスセラミック:インレー
  高強度ガラスセラミック:クラウン
高強度ガラスセラミック:ベニア
    ジルコニアフレームクラウン                      
                                                                                                       

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